湿気を嫌う

錠前は一部分を除いてほとんどが基本的に鉄でできています。
湿気が多くなる日本の雨期に入ると鍵を傷めてしまうことがあります。金属の劣化やサビを早めてしまう可能性があります。
ステンレス製の鍵もありますが、表面だけに使われているものがほとんどです。湿気の多くなる浴室のレバーなども表面だけ樹脂に覆われていて中身は鉄になっています。

表面が錆びていたら見た目に気付けるのですが、中が錆びていても普通に使っていたらわかりません。腐食の進行をすすめてしまうのです。

はやめに鍵の腐食に気づくために、鍵を設置している状況などをきちんと確認しておくことが大切です。
たとえば、風雨にさらされるような状態に置かれていないか。水仕事をするときによく触る扉ではないか。潮風がふくような環境ではないか・・・。
こういったところだと金属の腐食が進行しやすくなります。どうしても避けがたい部分はありますが、すこしでも長持ちさせるためにはこまめに水分を拭き取ることが大切です。
扉全体の表面だけでもすぐに拭きとるようにしましょう。

このような環境だと10年から15年位、そうでないなら15年から20年位で交換を考えるといいでしょう。閉じ込められたりしないうちに鍵の交換をすることをおすすめします。

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